安全で環境にやさしい家づくりとして2000年代から普及が進んでいるオール電化住宅。
ガスを使わずエネルギーを電気に一本化することで、省エネにもつながると言われていますが、
「その分電気代は高くなるのでは?」と疑問に感じる人も多いのでは?3215.jpがそんな疑問を調べてきました。
そもそもオール電化とは?
オール電化住宅とは、家庭内で用いる
全てのエネルギーを電気に統一した住宅のこと。
調理・給湯・冷暖房などの熱源を賄うために、
主に次のような設備が使われています。
IHクッキングヒーター
「IH」とは電磁誘導加熱(Induction Heating)の略。鍋自体を加熱するため、周辺の温度が上がらず、夏の調理も快適です。また、4人家族が朝・昼・晩の3食作っても、電気代は1,000円/月程度とお得。火災の心配が少なく安心・安全、キッチンの空気や壁などをクリーンで清潔に保てるなど、火を使わないIHクッキングヒーターならではの嬉しいメリットも豊富です。
エコキュート
空気の熱を集め、生活に必要な熱エネルギーに換えるヒートポンプ技術を活用した環境配慮型の給湯器。 夜間の安い電力で効率良くお湯を沸かすので電気代も1,700円/月程度とお得で,とても省エネ。そして火を使わないため安心、快適です。
ヒートポンプ式暖房
空気や地中の熱を利用して効率良く部屋を暖めるヒートポンプ暖房。
高効率エアコン、温水パネル暖房、温水床暖房、温水温風暖房の4タイプがあります。住まいやご家族、生活スタイルなどに合わせて自由に選べて、寒い福島の冬でも暖かく快適な住空間を叶えてくれます。
太陽光発電
家庭用太陽光発電などで発電した電気を自家消費することで、さらなる電気代の節約にも◎!
余った電気は電力会社に売電することもできます。最近では太陽光発電でつくられた電気を地域社会全体で上手に活用していくための新たなメニューや取り組みも進んでいます。
どんなメリットがあるの?
オール電化住宅のメリットとしては以下のポイントがあげられます。
“快適”
安全で使いやすいIHクッキングヒーターや空気を汚さない冷暖房など、オール電化住宅はとっても快適!
“安心”
火を使わないから小さい子どもがいても安心!エコキュートのタンク内の水を生活用水として使うことができる点や、電気の復旧はガスより早いことから非常時にも心強い存在です。
“電気代が安い”
ガス・電気それぞれにかかる基本料金を電気に一本化できるので光熱費が節約できます。さらに、東北電力には夜間の電気料金が割安なオール電化向けの料金プランも多数用意されています。最適なプランを契約することで、節約効果は絶大!
おすすめのオール電化向け料金プラン
下の図はエアコンやエコキュートなどのヒートポンプ機器を、もっと上手に活用したいオール電化住宅にぴったりの料金プラン。
それぞれの季節のピーク時間帯に電気の使用を節約したり、タイマー機能などで電気料金が割安な夜間時間帯にまとめて電気を使用することでお得になるプランです。
オール電化以外でもライフスタイルに合わせたプランが充実
この他にも、東北電力には子育てファミリーや大家族など使用量が多い方向けのプラン『よりそう+ファミリーバリュー』や、「週末にまとめて家事や趣味の時間を持ちたい」方にぴったりなプラン『よりそう+ナイト&ホリデー』なども用意されています。ライフスタイルに合わせたプランを選ぶことで、省エネな暮らしが手に入れられるはずです。
たくさん電気を使う大家族にぴったり!
平日の日中は不在。夜間や休日にたくさん電気を使うご家庭にぴったり!
デメリットはあるの?
ここまで良いことばかりのような気がするオール電化住宅ですが、
逆にデメリットはないのでしょうか?調べてみるといくつかのマイナス面が見えてきました。
“昼間の電気代が高くなる”
現在、家電製品の多くにタイマー機能が付いているので、夜間の割安な時間帯に稼働させるなどの工夫で、
毎月の電気代を抑えることができます。
“初期費用がかかる”
実は新築の場合は、導入コストにほとんど差はないのだそう。
リフォームや設備機器の入替えの場合は、200Vの配線工事などのプラスの導入コストが必要となりますが、
ランニングコストを抑えられるので、結果的には大きなメリットに繋がります。
“好みが分かれるIHクッキングヒーター”
「中華鍋が使えない!」などと言われることもありますが、
強い火力を必要とする中華料理や油の温度を一定に保つ揚げ物はIHクッキングヒーターが得意とするところ。
換気扇を含め、キッチンが汚れにくく、まずは一度体感してみるのがおすすめです。
オール電化住宅を建てるなら
必ずおさえたいこと
ただし、オール電化住宅にすれば全ての住宅で電気代を抑えながら一年中快適な暮らしが叶うわけではありません!
その性能を100%発揮させるためには優れた住宅性能が不可欠だといいます。
オール電化住宅に求められる
3つの住宅性能
断熱
室内を常に快適な温度に保つためには優れた断熱性能も必須!高断熱の家は外からの熱がダイレクトに伝わらないため、室内の温度が外気温の影響を受けにくくなります。
気密
せっかく省エネ効果の高いオール電化住宅にしても気密性が低いと暖めた空気が室外へ逃げたり、冷たい空気が外から入ってきたりしてしまいます。
換気
住宅の中の空気は、家具、建材、人体などから発生する様々な物質や、生活の中で生じるほこりやチリなどで汚れています。これらの物質が人体に悪い影響を及ぼさないように、汚染物質や水蒸気を排除し、新鮮な空気を供給する24時間計画換気が求められます。
高断熱・高気密住宅とは?
家全体を断熱性能の高い断熱材や窓サッシで包み込み、気密化によって建物の隙間を少なくした住宅です。
快適な室内環境を保ちながら、暖冷房にかかるエネルギーも軽減できる高断熱・高気密住宅は、寒暖の差が激しい東北・新潟で快適生活を実現するために欠かせません。
高断熱・高気密住宅のメリット
断熱性能が低い家と比べると、熱の流入・流出を防ぎ、暖冷房にかかるエネルギーを大幅に削減し、省エネにつながります。
また、家全体の温度差が少なく、結露やカビ・ダニの発生を抑え、住宅そのものの寿命を延ばすことができます。
オール電化住宅を建てるのに
おすすめの工務店は?
つまりオール電化住宅を建てるときの最も大切なポイントは、
住宅性能を考えた家づくりができる施工会社を選ぶということ。
そこで3215.jpがおすすめしたいのが『e’House』福島ビルダーズです。
地場工務店だからできる「デザイン性」や「オリジナル性」に優れた建築を可能にしてくれる住宅建築のプロ集団です。
福島県内の『e’House』はコチラ!
福島県内の『e’House』は下記のとおり。いずれもこだわりの家づくりを楽しめる3215.jpもおすすめできる工務店ばかり!
省エネで快適な暮らしを叶えてくれるオール電化住宅を建てたい方は、ぜひ頼ってみてはいかがでしょう。