2021.03.02

新型コロナの影響で家づくりにも変化が!?理想のリモートワークを叶える方法を聞いてみた

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昨年から続く新型コロナウイルスの猛威。外出の自粛やウイルス対策の徹底など私たちのライフスタイルも大きく変化しましたが、家づくりにおいても大きな変化が出てきています。中でも会社に出社せず家の中で仕事を行うリモートワークや在宅ワークについて、「自宅だと集中できない」「プライベートな空間と仕事の空間をうまく分けることができない」といった悩みをよく耳にします。理想のリモートワークの空間について「ただ自宅の中に仕事をするスペースをつくるだけでは効率性や快適性を高めることは難しいと思います」とセンチュリーホームの小野塚さん。ではいったいどうすればいいのか、そのコツについて聞いてきました。

リモートワークを快適にするための4つのポイント

Qリモートワークを快適に行うにはどうすればよいですか?

A ひと口にリモートワークといっても家の中にちょっとした作業スペースが欲しい方からWEB会議が多い方、本格的な仕事部屋を求める方までその働き方は様々ですよね。また、仕事をしている間、家族が近くにいるかどうかやお子さんの様子を見ながら仕事がしたい方など、プライベートと仕事の比重をどうとるかによっても最適なリモートワークの空間は変わってくると思います。それらを踏まえたうえで重要になってくるのがリモートスペースの「広さ」「クローズかオープンか」「位置」「オン・オフの切り替え」の4つの点だと考えています。

リモートスペースの「広さ」についての考え方

Qリモートスペースは広い方が良いのでしょうか?

A 必ずしもそうではありませんが、広くなればなるほど仕事場の環境を充実させることができるのは確かです。その反面、家族との繋がり感が薄れるため「子どもの気配を感じながらリモートワークがしたい」という人には適さない可能性が出てきてしまいます。逆に、階段下のスペースを有効活用するなどしてコンパクトなリモートスペースを設ける選択肢もあります。この場合、家族の気配はいつでも感じられますし、家全体の大きさを変えずにリモートスペースがつくれるので、家づくりのコストに影響しないというメリットがあります。ただし、プライバシー感は守られないため集中しにくいというデメリットもあります。

セミクローズのリモートスペースという選択肢

Q家族の繋がりとプライバシーのバランスを両立するには?

A そうですね。広さ以上にこの点に関わってくるのが「リモートスペースがクローズなのかオープンなのか」という2つ目のポイントです。個室のようなクローズ空間は集中力を高めてくれますが、家事や子育てと仕事を同時進行したい人には外の様子が全く分からないのも問題です。そこで提案したいのがセミクローズのリモートスペースです。完全個室にするのではなく内窓でガラス一枚隔てたようなイメージですね。集中したい時はブラインドを閉め、普段はオープンにすることでうまくバランスがとれるのではないでしょうか。

 

土間と連携したリモートスペースの提案

Qリモートスペースの「位置」は快適性にどう影響するのですか?

A 現在リモートワークを行っている方の中には自分の部屋や寝室、書斎で仕事をしている方も多いと思います。これらの場所は本来、リラックスするのが目的のため、仕事をするには向いていない側面があります。また、寝室や書斎は玄関から遠い2階にあることが大半なので、来客の度にわざわざ階段を上り下りしなければならないのも意外と不便です。これから家づくりをしてリモートスペースを設けるなら、玄関から土間続きで繋がった場所に設けてみるのも新しいリモートワークの形だと考えています。会社に出社するときと同じように一度靴を履くことで気持ちにメリハリが生まれますし、来客の対応や子どもの送り迎えからもスムーズに仕事に切り替えることができます。

仕事モードに切り替えるための建築的なアイデア

Q「オン・オフの切り替え」とはどのような意味ですか?

A リモートワークでは作業効率が上がらないのには、物理的な環境だけでなく、心理的な原因もあると思います。これまでは会社に行けば自然と仕事モードのスイッチが入っていたのを、本来家族が集まったり寛いだりする自宅でオンのスイッチを入れなければならないからです。「コーヒーを飲む」「音楽を聴く」「ネクタイを締める」など人によって仕事モードに切り替えるスイッチは様々だとは思いますが、建築的な工夫でその手助けができると考えています。例えば照明をリラックスできる電灯色からオフィスのような白色のものにする、畳や木目のフローリングではなくコンクリートの土間にするといった具合にです。

 

理想の働き方に合わせた理想のリモートスペースを考えよう

お話を聞いてみると確かにただ作業できる空間をつくれば良いのではないことが良く分かりました。日本におけるリモートワークはまだ始まったばかり。理想のリモートスペースは人によって変わってくるため、従来以上に形の決まった家づくりではなく、自分たちの暮らしに合った家づくりが求められていくのだと思います。だからこそ、どの施工会社で家を建てるのかがますます重要になってくるはず!センチュリーホームをはじめとする3215.jpが薦めるブランド工務店で、自分たちの理想をぶつけながら仕事も家事も子育ても快適に過ごせる家づくりをしてみては?

 

 

お話を聞いた人:株式会社センチュリーホーム 課長 小野塚さん

 

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