皆さんは家を建てるなら広い家と狭い家どちらがいいと思いますか?きっと多くの方が広くて開放的な家に憧れることと思います。でも、実際に家づくりを真剣に考えると、予算や土地を理由に20坪代のコンパクトな家になってしまうことも珍しくありません。こうしたコンパクトな家に対して、マイナスなイメージではなく「広い家に負けないくらい満足度の高い家を建てることは十分可能です!むしろ、コンパクトな家だからこそのメリットもあるんですよ」とセンチュリーホームの小野塚さん。
え!そうなんですか?とても夢があるように聞こえるのですが・・
目次
家づくりにかかるコストを抑えられる
Qコンパクトな家のメリットとは、どういうことですか?
Aまず考えられるのが経済的なメリットです。例えば平均的な35坪の住宅を29坪に抑えるだけで坪単価60~70万円で計算すると400万円程度も家づくりにかかる費用を削ることができます。また、家が小さくなる分、窓の面積や屋根の大きさも変わるため、冷暖房の効率も良くなります。住宅ローンや光熱費といったランニングコストに換算するとその額は月に2万円近くにものぼることもありますね。
コンパクトな家でも快適に感じさせることができる?
Qこの違いはかなり大きいですね!でも、やっぱり家がコンパクトになると不便で窮屈なイメージがあります…。
Aコンパクトな住宅でも工夫次第で広さ以上の開放感や暮らしやすさを感じることは十分可能です。例えば、吹き抜けを設けたり、庭や外の景観を取り入れたりすることで、見た目以上の開放感を演出することができます。また、ヌックや書斎など明確な機能性を持たせたスペースは、家での時間を楽しみたい人たちにおすすめです。その一方で将来的には使わない可能性がある子ども部屋をコンパクトなサイズにしたり、リビングとダイニングの役割をどちらかに集約すれば、30坪以下の家でも効率的にこうした要素を取り入れることができます。大切なのは家の大きさに合わせて間取りを決めるのではなく、その家でどんな暮らしを送りたいかを考えながら間取りを決めていくことだと思います。
生活の質を上げることもできる
Qなるほど。コンパクトな家でもできることはたくさんあるんですね。他にも満足度を高めるための方法はありますか?
A建物の大きさにお金をかけるのではなく、自分たちがこだわりたい部分に費用を回すという考え方があります。例えば、坪数を抑えたことで浮いたお金を無垢の床材や漆喰の塗り壁など、ふつうなら高額で手が出せなかったような素材に回すことで、クオリティの高い家づくりが楽しめると思います。間取りの工夫で建坪以上の広さを感じることができるのなら、こだわりを実現できる方がはるかに魅力的なことではないでしょうか。
土地選びの選択肢も増える
Q確かに家のサイズよりもこだわりの部分にお金をかけられるのは嬉しいです。それにコンパクトな住宅であれば土地探しの幅も広がっていく気がします。
Aその通りです。土地選びの幅が広がるのもコンパクトな住宅ならではのメリットです。建物にかかる費用が抑えられることで、地価の高い中心部での家づくりも選択肢に入ってきます。また、建物は時間が経つと価値がなくなってしまいますが、土地の価値は担保されています。将来の資産価値を残すという意味でも中心部にコンパクトな家を建てる動きは今後、広まってくることが予想されます。
社会的な変化にも対応しやすい
Q将来を見据えた家づくりを考えた時にも、コンパクトな家のメリットが見えてくるのですね?
A家はその場所で何十年も暮らすことを考えて建てるものですから、どこに家を建てるかというのはもっと皆さんに考えてほしい部分です。特に、今後は少子高齢化により人口減が進むことは避けられません。そうなったときに街そのものがコンパクトになっていくことが考えられます。今は郊外でも快適な暮らしが送れるかもしれませんが、場所によっては生活自体が不便になってしまう危険性もあります。そうした街の変化を見据えた時にも、街の中心部にコンパクトな家を建てることが安心に繋がってくると思います。
大切なのは自分たちの暮らしに合った家を建てること
お話を聞いてみると「狭い家=不自由な家」ではないことが分かりました。また、広さを求めて家づくりをするあまり、土地選びの選択肢や将来の安全性を狭めてしまうリスクがあることも分かりました。
大事なのは家の広さに合わせて暮らすのではなく、自分たちがその家でどんな暮らしを送りたいかということではないでしょうか?その結果、30坪以下のコンパクトな家でも快適で充実した暮らしが送れれば素敵ですよね。
もちろん、そのためにはどの施工会社で家を建てるのかが超重要です!理想の家づくりに向き合ってくれる施工会社を3215.jpで探しながら、一生に一度の家づくりを後悔の残らないものにしてほしいです。
狭い土地しかない、その他様々な条件下で悩んでいる方は、完全自由設計で細かな問題も解決した実績のあるセンチュリーホームのようなブランド工務店に問合せしてみては!
話を聞いた人:株式会社センチュリーホーム 課長 小野塚さん