子育て世代のみなさん、「収納が少なくて、玄関がごちゃごちゃする」「子どもの遊び道具を倉庫にしまうのが面倒」など、日常生活で不便を感じている人が多いのではありませんか?
そんな子育て世代におすすめなのが、「土間」のある家づくりです。最近注目を浴びている「土間」ですが、何となく欲しいだけでは、その機能をうまく発揮できない恐れがあります。
そこで今回は、子育て世代なら絶対に知っておくべき、土間のメリットや賢い活用法について聞いてきました。子どもとの暮らしをもっと楽しむためにも、日常生活の不便を解消する「土間」の魅力をしっかりと押さえておきましょう。
目次
汚れや片付けなどの負担が減る土間の3つのメリット
①汚れても掃除がしやすい
フローリングやカーペットに比べて掃除がしやすい土間は、お子さんが思いっきり遊べるのがポイント。汚れや音に気をつかう必要がないので、子育て世代にぴったりです。
②家の中なのに、外のような使い方ができる
靴のまま過ごせる土間は、家にいながら外のような遊びができます。雨の日や暑さが厳しい日も屋内で楽しむことができるので、活発なお子さんのいるご家庭にはうってつけ。家の中だと傷や塵が気になるDIYや、植物を育てるのにもちょうどいい空間です。
③バタバタしやすい帰宅後の流れがスムーズになる
帰ってきたらそのままコートや自転車、アウトドア用品を収納したり、手洗い場を設けてお子さんがすぐに手を洗えるようにしたり…。キッチンにつながる土間があれば、買い物後の重い荷物を、靴を履いたまま運ぶこともできるので、さまざまな使い方で暮らしの動線がとても便利になります。
コロナ対策もできて今の時代にぴったり!土間の意外な活用法
①天気に惑わされず趣味を楽しむ空間に
趣味がたくさんあるアウトドア家族と土間は相性抜群!外のように使えるので、雨が降ってもガーデニングやDIYを楽しむことができ、キャンプやバーベキューをしたらそのまま収納することもできます。お子さんやペットとの遊びの幅も広がり、日常がより一層カラフルで楽しい思い出になるはずです。
②リモートワークのスペースに
新型コロナの影響でリモートワークが増え、本来家の中における「仕事場」だった土間の活用法に注目が集まっています。
これまでは、リモートスペースを寝室の近くに作るケースが一般的でしたが、来客時にわざわざ玄関まで行ったり、子どもの面倒を見ながら働くことができなかったり、不便を感じる点が多くありました。土間に仕事場があると、玄関への行き来が楽になり、リビングの子どもの様子も見れるため、動線の不便さを解消してくれます。それだけでなく、一度靴を履いてから仕事場に向かうのでオンとオフの切り替えができるのもポイントです。
③教えるのに一苦労な手洗いうがいの習慣化に
水場を簡単に作ることができる土間は、手洗い・うがいの習慣化にも役立ちます。
土間で手洗い・うがいをすることは、家の中にウイルスを持ち込まないだけでなく、毎回通るので忘れることがなくなるため習慣化につながります。お子さんを洗面所に連れていく手間が省けるので、忙しい子育て世代におすすめの活用法です。また、外で遊ぶのが好きなお子さんや散歩後のペットの汚れを落とせるので、外と家の中間領域に水場があると安心ですね。
土間=底冷えする?土間の特性を熟知したセンチュリーホームさんに聞くと
土間のメリットや活用法を紹介してきましたが、デメリットが気になる人も多いのではありませんか?特に、冬場は底冷えして暖房が効きにくいのではないかという声をよく聞きます。
実は、土間に使われるコンクリートや石は、一度温まると冷えにくく蓄熱性に優れている素材です。南側玄関に土間を置き、直射日光で温めることで熱を保ったり、逆に朝のうちに冷やしておくことで日中も涼しく過ごせたりすることもできます。センチュリーホームでは、このように土間の性質をよく理解し、うまく利用できる使い方を教えてくれます。
確かに、使いこなすのには温度管理が難しいこともありますが、賢く活かすことで冷暖房のコスト削減にもつなげることができます。
昔からずっと使い続けられるのには理由がある
昔かの家に土間が多かった理由は、家の中で靴のまま過ごすスペースと靴を脱いで過ごすスペースがはっきりと分けられていたという背景にあります。
土間と床の間に段差が設けられており、家の中と外を緩やかにつなぎプライバシーを保つ役割がありました。また、昔は電化製品が充実していなかったので、火や水が使える土間はキッチンやお風呂としても利用されていました。このように、土間にはさまざまな用途があり、便利なスペースとして昔から重宝されているのです。現代の家づくりでキッチンや土間をお風呂に使うことはほとんどありませんが、土間の持つ性質を有効活用すれば、現代の家づくりでも、便利に使うことができます。
可能性は無限大!土間で子育てをもっと楽しい思い出に
昔から様々な用途があった土間は、子どもの遊び場や趣味を楽しむ場、仕事場として今も便利に使えます。子育てで感じる不便が減ると心にゆとりができ、楽しい思い出作りに夢中になれますね。もちろん、土間の使い方は今回紹介した例だけでなく、もっと自由で面白い使い方があるはずです!
福島県には、そんな土間の新しい可能性を一緒に考えてくれる住宅会社があります。それが、センチュリーホームさんです。「土間を使って何をしたい」というお客様に声に寄り添ってくれるので、「こんなことには使えるかな?」と気になった方は、ぜひ、センチュリーホームに相談してみてはいかがでしょうか?実際に建てた土間のある家や見学できるイベントなどは、公式サイトでチェックしてくださいね!